この1週間ちょい、休暇でタイ・バンコクへ出かけておりました。
ご存じの通り?の洪水のため、予定を切り上げて28日に戻ってきました。
なんで自分が遊びに行くときに限って・・・と思いましたが、雨が尽きたのか、例年より早く乾季入りしたようでお天気もよく、
朝晩は少し涼しく感じるなど、観光にはもってこいでしたよ。
ただ現地で気になったのは日本の一部報道。
中心部浸水とか、首都直撃とか、いかにも危機的状況であるような伝えぶり。
水が迫っているのは確かですが、あまりに現実離れで一部地域を取り上げて誇張してますね。
おかげで日本からの“大丈夫なの?”連絡への対応に苦慮しましたよ。^^;
だいたい現地のTVなんか普通ですから。日本なら一日中やってそうですが、
洪水情報はニュース番組だけ。長時間ドラマもコメディも普通にやってました。
私のいたスクンビット地区は至って平穏。水も輸入物ならちゃんとあるし、食事もOK。
BTS(高架鉄道)もMRT(地下鉄)も、今日29日時点でも通常運転。
サヤームなど中心地でも普通に買い物客で賑わっておりました。
ただ、タイ政府が27日からを郊外への避難休暇としたことで、楽観タイ人にもさすがに避難の動きが出てきたため、
私も帰国することにしました。
現地で働いている人がいなくなるとヤバいですからね。
本格的な浸水はこれからでしょう。(チャオプラヤ川の氾濫ではなく、アユタヤを水没させた大量の水が南下しつつあるので)
膝下まで水に浸かって歩く、なんてのは雨季のスコール後なら普通にある光景。
問題は水が引くまでに時間がかかりそうなことです。その後の復旧も大変そうです。
スワンナプーム空港から離陸後、春先の田んぼのように水浸しの風景が眼下に見えました。
なんか目頭が熱くなってしまいました。
日本では一部に大げさな報道はあるものの、募金などの支援の動きはないと聞いて残念に思います。
これから間違いなく日本にも影響するというのに。。
親日のこの国に対して支援の輪が広がることを願います。。
10月27日15時 タクシン橋からのチャオプラヤ川 この時点ではまだOK 29日の満潮時には溢れたとのこと
10月24日 バイヨークスカイビルより 左奥は既に浸水被害が出ていたドンムアン方面